No.027 転移の門

分類:重要地点

概要

《転移の門》は、モラリア各地に点在する古代の転移装置。

一見すると、ただ別の場所へ移動するための門に見える。

しかし実際には、人生そのものを次の章へ進める特殊な転移装置である。

多くの旅人は門の前で長く立ち止まり、
「本当に通っていいのだろうか。」
と迷い続ける。

一歩踏み出す勇気さえあれば、門は静かに起動する。

よく見られるセリフ

「もう戻れないかもしれない。」
「でも、このままも嫌だ。」
「怖い。」
「行ってみよう。」
「まず一歩だけ。」
「ここを出よう。」
「なんとかなる。」

観察結果

《転移の門》は、他人に押されても起動しない。

本人が

「行こう。」

と決めた瞬間だけ反応する。

門を通ると景色だけでなく、

人間関係
肩書
生活
価値観
日常

などが大きく変化することも多い。

そのため、多くの旅人は門を恐れる。

しかし、門を通らなければ現在地も変わらない。

特徴

この門の出口は見えない。
戻れる保証もない。
通る前は不安が最大になる。
一歩目だけ異常に重い。

通過後は意外と普通の日常が始まる。

注意事項

門の前では、

《罪悪感》
《自己否定》
《思考停止》

などの状態異常が悪化しやすい。

また、
「本当にそれでいいの?」
「みんな我慢してる。」
という幻聴が聞こえることがある。

これは門を守る魔物ではなく、
旅人自身の不安が生み出した残響である場合も多い。

利用メモ

《違和感センサー》
《境界コンパス》
《解呪の灯火》
を所持していると、安全に通過しやすい。

なお、
門を通ったあとも旅は終わらない。

ただし、
自分で選んだ道
になる。
その違いは非常に大きい。

関連項目

地図メモ

《転移の門》は、
モラリア各地に存在するが、旅人には見えないことも多い。

門は突然現れるものではない。
長い旅路の中で少しずつ輪郭が見え始め、

「もうここしかない。」

と思えた日に姿を現す。

旅人たちは古くからこう語る。
転移の門は、新しい人生へ進むための入口ではない。
「もう今の人生には戻れない」と決めた者だけが見つけられる出口である。

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