分類:装備
概要
《境界コンパス》は、
自分の責任と他人の責任の境界を可視化する補助装備。
装備すると、
「これは本当に自分の仕事か」
「その感情は誰のものか」
を判別しやすくなる。
旅人が覚醒して最初に装備することが多い定番アイテムであり、
モラリアでは生存率を大きく高める装備として知られている。
よく見られる反応
「それ、私の仕事?」
「そこまで責任ある?」
「私はそこまで引き受けません。」
「それはあなたが決めることです。」
「一度持ち帰ります。」
「今回はお断りします。」
観察結果
《境界コンパス》は、
責任の所在が曖昧になる場面ほど精度を発揮する。
モラ王勢力が得意とする
《責任転嫁》《罪悪感》《貸し借り理論》
などの影響を受けると針が激しく震え、
境界線が侵害されていることを知らせる。
ただし、装備直後は「冷たい人になった」と錯覚する使用者も多い。
実際には、他人の荷物まで背負わなくなっただけである。
得意なこと
責任の押し付けを検知すること。
他人の感情を抱え込まないこと。
断るべき場面を知らせること。
自分の時間や体力を守ること。
苦手なこと
相手を変えること。
説得すること。
罪悪感そのものを消すこと。
「みんな我慢してる」に耐性のない使用者。
装備条件
初期レベルでは誰でも装備可能。
ただし、《自己否定》や《罪悪感》が重症化している場合は性能が著しく低下する。
《解呪の灯火》と組み合わせることで本来の性能を発揮する。
使用メモ
《境界コンパス》は、相手を遠ざけるための装備ではない。
「自分が背負う荷物」を正しく示すための装備である。
針が反応したら、まず一度立ち止まること。
無理に答えを出さなくても、装備は十分仕事をしている。
関連項目
- 防御魔法《境界設置》
- 防御魔法《守備障壁《NO》》
- 状態異常《自己否定》
- 状態異常《罪悪感》
- アイテム《違和感センサー》
- 解呪の灯火
地図メモ
《境界コンパス》は《静寂の森》や《共感の図書館》で精度が向上する。
一方、《外面神殿》では
「自己中心的」という幻惑魔法の影響を受け、針が揺らぎやすい。
正しい境界線は、人を遠ざけるためではなく、自分を見失わないために存在する。
旅人が世界に託したひとしずくの力が、小瓶となりモラリアの地に届く。
量は問われない。小瓶はそっと物語の糧となり、時折、住人へ不思議な変化をもたらす。