No.004 特別枠フィルター

分類:認知のクセ

概要

同じ行動でも、自分がした場合だけ事情や価値が特別扱いされる認知のクセ。

他人には厳しい基準を適用する一方で、自分には例外規定を設けます。

よく見られるセリフ

  • 「俺の場合は事情が違う。」
  • 「それとこれとは別。」
  • 「俺はちゃんと考えてやっている。」
  • 「同じに見えるかもしれないけど、意味が違う。」

観察結果

  • 同じ行動でも、自分と他人で評価基準が変わる
  • 自分の失敗には事情を認め、他人の失敗は能力や人格の問題にしやすい
  • 公平なルールより、自分の立場を優先する

得意なこと

  • 自分を守る理由をすばやく見つける
  • 不利な評価から逃れる
  • 状況に合わせて説明を組み替える

苦手なこと

  • 同じ基準を自分にも適用すること
  • 公平な比較
  • 他人の事情を自分と同じ重さで扱うこと

発動条件

  • 自分が責任を問われたとき
  • 他人との矛盾を指摘されたとき
  • 自分の優位性が揺らいだとき

攻略メモ

  • 行動と事情を分けて確認する
  • 「同じ条件なら同じ評価になるか」を基準にする
  • 説明のうまさではなく、実際の結果を見る
  • 相手だけが例外になる議論に乗らない

関連項目

地図メモ

特別枠フィルターが発動すると、
話し合いは「何が正しいか」ではなく、
なぜ自分だけは例外なのかを説明する時間に変わります。

相手の説明が長くても、ルールが公平とは限りません。

他人には原則、自分には特例。

この形が繰り返されるなら、内容よりも認知のパターンを見た方が早いかもしれません。

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