No.024 守備障壁《NO》

分類:防御魔法

概要

守備障壁《NO》は、
「嫌です」「できません」「やりません」の一言で展開される基本防御魔法。

モラリアで最初に習得する者が多いが、
最後まで使いこなせない旅人も少なくない。

発動すると、自分の意思を境界線として展開し、不当な要求や支配魔法の侵入を防ぐ。

攻撃魔法ではない。
自分の領域を守るための最も基本的な防御術である。

よく見られるセリフ

「嫌です。」
「今回はできません。」
「お断りします。」
「私はそう思いません。」
「やりません。」
「それは引き受けられません。」
「考えておきます。」
「今日は帰ります。」

観察結果

守備障壁《NO》は、言葉そのものよりも、
「断る権利は自分にある」
という認識によって威力が決まる。

初心者は罪悪感によって詠唱が途中で止まりやすく、
「ごめんね…でも…」
と防御障壁へ穴が開くことも多い。

しかし経験を積むにつれ、短い詠唱でも十分な防御力を発揮するようになる。

上級者になると、
「いやです」
の4文字だけでボス級の攻撃を無効化することもある。

得意なこと

境界線侵害を防ぐこと。

不要な責任を引き受けないこと。

時間と体力を守ること。

支配魔法の侵入を阻止すること。

自分の意思を明確にすること。

苦手なこと

相手を納得させること。

相手の機嫌を取ること。

すべての人に好かれること。

相手を変えること。

発動条件

「断ってもよい」と自分へ許可を出すこと。

相手より自分の境界線を優先すること。

結果より意思表示を重視すること。

勇気は必要だが、完璧な自信は必要ない。

震えながら唱えても効果は発動する。

攻略メモ

初心者ほど、
「理由を長く説明しなければ。」
と思い込みやすい。

しかし、守備障壁《NO》に長い説明は不要である。
説明が長くなるほど、《論点スリカエ》や《説得》を受ける隙が生まれる。

旅人の間では、

「NOは一文、理由は任意。」

という格言が知られている。

また、《境界コンパス》との併用により防御性能が大幅に向上する。

関連項目

地図メモ

守備障壁《NO》は、《共感の図書館》では初級魔法として教えられている。

一方、《外面神殿》では
「わがまま」
「自己中心的」
という幻惑魔法によって詠唱を妨害されることが多い。

しかし熟練した旅人は知っている。

NOは、誰かを拒絶する言葉ではない。
自分の人生を、自分で守るための最初の呪文である。

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