「モラハラ脱出物語」登場人物紹介

このページは、実体験をもとに再構成した連載「モラハラ脱出の物語」の登場人物紹介です。
人物名、年齢、職業、時系列、家族構成、会話などは、プライバシー保護と物語上の構成のため変更・脚色しています。

わたし:美咲(みさき)

30代前半。医療関係の仕事をしながら、2人の子どもを育てている。

家庭や仕事をきちんと回そうとする責任感の強い性格。
周囲からはしっかり者に見られやすい一方で、家庭内の違和感を「自分の努力が足りないのかもしれない」と引き受けてしまうこともある。

夫との生活に疑問を感じながらも、家族を維持する方法を探し続けてきた。

物語開始時点では夫と別居し、離婚を含めた今後の生活を考え始めている。

夫:大樹(たいき)

美咲の夫。

40歳前後。外では穏やかで人当たりがよく、家庭内の問題は周囲から見えにくい。

家事や育児、将来の生活について、自分から責任を引き受けることを避ける一方、自分の考えや不満は相手に受け入れてもらおうとする。

話し合いが思いどおりに進まないと、不機嫌、沈黙、責任転嫁などで圧力をかけることがある。

物語開始時点では美咲と別居中。

長男:遥(はる)

美咲と大樹の長男。

4歳。慎重で観察力が高く、周囲の空気や大人の表情によく気づく。

穏やかな性格だが、家庭内の緊張を感じ取って行動を抑えることもある。

言葉や発想に独特のおもしろさがあり、美咲にとっては日常の小さな救いでもある。

次男:蓮(れん)

美咲と大樹の次男。

1歳。人懐こく、好奇心旺盛。

まだ幼く、家庭内で起きていることを言葉で理解する段階ではないが、その存在が美咲に今後の生活を考え直すきっかけを与える。

兄の遥が好きで、後を追いかけている。

その他

義父

大樹の父。

昔ながらの価値観を持ち、思ったことをそのまま口にする。
悪意はないように見えても、相手の事情を考えず余計な一言を重ねることがある。

孫には比較的甘いが、息子である大樹に対しては複雑な感情を持っている。

義母

大樹の母。

穏やかで人当たりがよく、対立を避ける傾向がある。

孫には優しい一方、家庭内の問題に気づいても、強く介入したり息子へ意見したりすることは少ない。

物語の舞台

物語の舞台は地方都市。

美咲の実家は、家族が暮らせるよう整えられた住宅で、別居後の生活を支える重要な場所となる。

大樹の実家は車で移動できる距離にあり、昔ながらの家族観が残っている。

物語について

この連載では、ひとつの家庭が突然壊れるのではなく、小さな違和感、責任の偏り、話し合いの不成立が積み重なっていく過程を描いています。

登場人物の誰かを診断することよりも、美咲がなぜ違和感を見過ごし、どのように自分の感覚を取り戻していくのかを中心に構成しています。

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