過去の選択が頭の中をぐるぐるする
子どもが寝静まった夜、ふと思い出す。
「あの時、違う人と結婚してたら」
「ちゃんと気づいて別れてたら」
そんなもう戻れない分岐点が
何度も頭の中に現れて、消えていった。
後悔に浸る時間が必要だった
ちゃんと悲しむ時間をとってなかった。
頑張って忘れようとして、蓋をした。
でも圧力に負けて、
シャパンのコルク栓みたいに飛んでいく。
「あの頃の自分、よく頑張ってたね」
って言ってあげることで、ようやく少しずつ、
今の自分を許せるようになってきた。
後悔の中から、生まれた決意
もう戻れないけど、
今ならまだ、選べる未来がある。
後悔の数だけ、
これから大切にしたいものが見えてきた。
今はもう、誰かのための人生じゃなく、
私のための人生を歩いていきたい。
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