離婚してしばらくの間、
私は子どもに「ごめんね」とばかり言っていた。
でもある日、
その言葉が子どもを傷つけていることに気づいた。
口ぐせは“ごめんね”
片親にさせてごめんね。
寂しい思いをさせてごめんね。
何をするにも、子どもに謝ってばかりの私。
でも、子どもはいつも笑っていた。

長男
ママがいれば大丈夫
その言葉に、私は何度も救われていた。
子どもに必要なのは謝る母親じゃない
気づいたんだ。
子どもに必要なのは、
“ごめんね”を繰り返す母親じゃない。
笑って「ありがとう」を言える母親だということ。
ありがとうを伝える日々へ
一緒にご飯を食べて、笑って遊んで、
その一つ一つに「ありがとう」を伝える。
「ごめんね」より「ありがとう」があふれる毎日。
それこそが、私たちの幸せの形なんだと思えるようになった。

