期待するたびに、裏切られた

わたし
今度こそ、反省してくれたかな

わたし
また前みたいに仲よく出来るかも
そう思っては、傷つくの繰り返しだった。
変わるかもしれない
の罠に、何年も閉じ込められていた。
変わらなかったのは相手だけじゃない
変わらなかったのは、彼じゃない。
変われなかったのは、私の希望だった。
あの頃の私は「可能性」にしがみついていた。
過去のいいところだけを思い出して、
今を見ていなかった。
“変わってほしい”じゃなく、“私が変わる”
変わるのを待つより、自分が動いた方が早かった。
決意した日から、時間の流れが変わった気がする。
やっと、自分の人生のハンドルを握れた。
誰かの「変化」に期待するより、
私は自分の未来を選ぶことにした。
次のお話はこちら
9月1日 午前6時更新予定

