不安が先に来てしまう

わたし
やっぱり、子どもは両親揃っていた方がいいんじゃ…
離婚を考えたとき、
一番に浮かんだのは子どものことだった。
“片親”という言葉に、どこかで罪悪感を感じていた。
でも、それは社会の空気に引っ張られていただけだったのかもしれない。
家の中の空気が変わった
別居してしばらくたって、
子どもがよく笑うようになった。
よく話すようになった。
あんなにピリついていた家の空気が、
嘘みたいに穏やかになった。
「家庭の形」より、「家庭の中身」が大事なんだ
とやっとわかった。
“幸せかどうか”を決めるのは、他人じゃない
子どもが一人で朝起きて、
眠そうな声で「おはよう」って言ってくれるだけで嬉しい。
一緒にスーパーに行って、夕飯を決める。
「普通の幸せ」が、前よりもずっと愛おしい。
“片親だから”じゃなく、“今のこの生活だから”幸せなんだと思う。
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