【第38話】”片親でも幸せ”は本当か

不安が先に来てしまう

わたし
わたし

やっぱり、子どもは両親揃っていた方がいいんじゃ…

離婚を考えたとき、
一番に浮かんだのは子どものことだった。

“片親”という言葉に、どこかで罪悪感を感じていた。

でも、それは社会の空気に引っ張られていただけだったのかもしれない。

家の中の空気が変わった

別居してしばらくたって、
子どもがよく笑うようになった。

よく話すようになった。

あんなにピリついていた家の空気が、
嘘みたいに穏やかになった。

「家庭の形」より、「家庭の中身」が大事なんだ

とやっとわかった。

“幸せかどうか”を決めるのは、他人じゃない

子どもが一人で朝起きて、
眠そうな声で「おはよう」って言ってくれるだけで嬉しい。

一緒にスーパーに行って、夕飯を決める。

「普通の幸せ」が、前よりもずっと愛おしい。

“片親だから”じゃなく、“今のこの生活だから”幸せなんだと思う。


次のお話はこちら

【第39話】子供がいるから離婚できない。と思っていたけど

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です