【第37話】”元夫の悪口”をやめた理由

言わずにはいられなかった

離婚してからしばらくは、
思い出すたびに腹が立って、友達にも親にも話していた。

その時はスカッとする。

でも話すたびに、どこか虚しくなった。

スッキリするはずの悪口で、
自分を縛ってる気がして。

過去を話すほど、当時に引き戻される

悪口を言えば言うほど、
自分があの時に戻ってしまう。

嫌だった瞬間を何度も追体験して、また傷つく。

「あの人はああいう人だった」

それだけで終わらせたら、
気持ちは少し楽になった。

もう、過去の中に住まなくていいと思った。

“元夫”より、自分と子どもの未来

今の私に必要なのは、
これからどう生きるか。

子どもの成長や、明日のごはんや、
一緒に笑える時間をどうやって増やすか。

悪口の代わりに、希望の話をすることに決めた。

その方が、少なくとも私は幸せだから。


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【第38話】”片親でも幸せ”は本当か

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