【第34話】子どもに”別れ”をどう伝えたか

正解がわからないまま、でも伝えた

わたし
わたし

なんて言えば傷つかないだろう

わたし
わたし

いつ話すのが正解だろう

いろいろ考えたけど、結局、
完璧な正解なんてなかった。

大切なのは、正直に、でも安心させるように話すこと。
それだけを心に決めて、言葉を探した。

子どもが一番知りたいのは5“これから”

わたし
わたし

もうパパと一緒に暮らさないよ

そう伝えたとき、子どもは一瞬かたまって、

長男
長男

…ママは一緒?

と聞いてきた。

わたし
わたし

もちろん。ママはずっと一緒

それを聞いて、ホッとしたような顔をした。

子どもが本当に知りたいのは、
自分が見捨てられないかということ。

どれだけ不安だったか、後になって気づく。

親の関係は終わっても、親子は続く

「パパのことは好きでいていいよ」

「ママもパパも、あなたのことは大好き」

それだけは、何度も伝えた。

親の関係が終わっても、
子どもにとってはどちらも親であることは変わらない。

子どもに自分が悪いからと思わせないために、
できる限りのことをした。


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8月18日午前6時更新

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