【第28話】モラハラかも?と思った日の記録

ほんのささいな違和感だった

たとえば、
言い返すとすぐ無言になる。

たとえば、
急に優しくなって機嫌を取ってくる。

わたし
わたし

なんか変だな…

と思いながら、
自分の気のせいかもしれない、と思ってた。

相手は怒鳴ったり殴ったりするわけじゃない。
でも、会話が通じないと感じる瞬間があった。

自分を責めるクセが染みついていた

わたし
わたし

今は機嫌がわるいときだっったのかな

わたし
わたし

疲れてる時に、気を遣えなかったかな

どんどん自分を責めるクセがついて、

気づけば私は、
怒らせないように生活するようになっていた。

やがて、それが普通になっていた。

怒らせるのが怖いから、
会話の前に何度もシミュレーションする。

わたし
わたし

あれ?

私、家族じゃなくて上司と暮らしてる?

気づきは“自分の中”にしかなかった

誰も、「それ、モラハラだよ」なんて言ってくれない。

周りから見れば、”仲のいい夫婦“に見えてたと思う。
でも私は、
自分を閉じ込めていく音をちゃんと聞いていた。

これって普通じゃない

私、笑えてない

それが最初の気づきだった。

モラハラの始まりに気づけたのは、
私自身だけだった。


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【第29話】”結婚生活は我慢して当然”に従って壊れかけた心

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