視線の中の違和感
離婚後、職場の人やご近所さんからの声が、
優しいのに、どこか刺さった。
大変ね
ひとりで頑張っててえらい
…どうやら、
私は“かわいそう枠”に入ったらしい。
0善意の刃
本人たちは悪気なんてない。
むしろ心配してくれてるのだと思う。
でも、それが逆に
自分を「欠けた存在」だと思わせる。
ひとりでできてえらいって、
夫といた頃は、
私一人でやってても“ふつう”だったのに。
頑張ってって、
もうこれ以上、頑張る余白も気力もないよ…。
言葉の鎧を脱ぐ
「かわいそう」って、やさしさのふりをした上から目線だ。
本当は、
同じ目線に立って、ただ
わかるよ
って言ってほしかった。
でも、そんな人は少ない。
だから私は、自分のために、言葉の鎧を脱ぐことにした。
かわいそうじゃないよ
私は、選んで、今を生きてる。
次のお話はこちら
