人との距離感って、簡単そうでいちばん難しい。
「近ければ良い」という話でもなくて、
むしろ近づくほど-その人の気候-みたいなものが露わになっていく。
遠くで眺めているときがもっとも平和なタイプもいれば、
ほどよい距離でこそ魅力がきれいに見えるタイプもいる。
このページでは、性格を気候タイプに見立てて、
好感度が上がると天気がどう変化するのか
をまとめました。
好感度レイヤー別・気候タイプの変化

- 正常ゾーン(0〜30)
- 好意ゾーン(31〜100)
- 依存ゾーン(101〜300)
- バグゾーン(301〜700)
健康な精神状態では好感度はMAX100ってことで。
正常ゾーン
まだ他人。遠景で見えるその人の「地形」
🌴熱帯雨林:高温多湿の生き物天国(しっとり多様性の楽園)

- 湿度高めの「生命力」を強く感じる
- 遠くからでも「なんか豊かそう」と思われる
- 近づいてみたいけど、同時に「濃さ」への警戒もある
- 第一印象の魅力は抜群
他人視点:華やかで賑やか。ちょっと未知感。
🏜️砂漠:乾燥してるが毎日晴れ(安定したドライ感)

- といかく天気がいい=性格の癖が見えにくい
- 離れてみるとめっちゃシンプルな気がする
- 「一定していて安心」と最初は思われがち
- ただし「近づきすぎると危険」な気配はわずかにある
他人視点:カラッと快晴。感情の影が薄い
🌾温帯:四季の変化が優しく見える(程よい多面性)

- 遠くから見ると、一番「普通に見える」タイプ
- 春夏秋冬のグラデーションが穏やか
- 色々な側面があっても尖って見えない
- 親しみやすいが、特性までは見抜けない
他人視点:最もバランスよく、安心して観察できる
⛰️高山帯:静かで壮大(近づきがたい透明感)

- 遠距離だと「でかい」「すごい」「冷たそう」の三拍子
- 静かで余計な情報を出さない
- 魅力はあるが、誰も簡単に登れる気がしない
- 独特の「神域感」
他人視点:立派だけど距離がある、近寄る理由が見つからない
🌲冷帯:穏やかで規則正しい(控えめで落ち着いた安心感)

- 季節感がはっきりしていて読みやすい
- 静かだが「生き物の気配」は感じる
- 安定していて、危険も少なそうに見える
- 近くに行っても多分問題なさそう
他人視点:誠実で安心、でも少しクール
❄️寒帯:白夜・極夜への警戒(静かすぎる故の緊張)

- 遠景だとほぼ「白い世界」
- 美しいが、生活できる気はしない
- 白夜と極夜という「極端さ」に本能が反応する
- ミステリアスで、興味と警戒が半々
他人視点:神秘出来だけど過酷。距離は保ちたい
好意ゾーン
距離が縮まった時に起きる「気候的ゆらぎ」
🌴熱帯雨林:湿度アップで霧が発生(視界不良系の好意)

- 優しさの湿度が上がる
- 霧が立ち込めて判断がややぼやける
- 「この森…なんか居心地いいかも」と錯覚しがち
- 光はさしてるのに、湿度で輪郭が曖昧に
- 境界線が少しだけ溶ける
好意が「湿り気」として出るタイプ
🏜️砂漠:乾いた風がふわっと吹く(任せやすさの風)

- さらりと乾燥した風が吹いて気が楽
- 「風まかせでいいか」と思わせる落ち着き
- ペースが一定で、好意でもベタつかない
- 関わり方が軽いので近寄りやすい
- ちょっとした影(気遣い)がありがたい
好意が「ドライで心地よい風」に感じられるタイプ
🌾温帯:高気圧の晴天(自然と人が寄ってくる)

- 好意は「晴れ」として現れる
- 気圧が安定していて話しかけやすい
- 気付けば人が集まり始める
- 穏やかで、誰でも受け入れられている空気
- 「とりあえずこの人の近くにいれば安心」が発動
好意が「快晴」として広がるタイプ
⛰️高山帯:風あたりやや強め(ツン気味の好意)

- 爽やかだけど、気圧が低い
- 好意でもどこかストイック
- 褒められても強風で飛ばされる感じ
- 接する時に軽めの緊張がある
- でも景色(人柄)は抜群に清々しい
好意が「冷たい風の強まり」として表れるタイプ
🌲冷帯:短い夏の訪れ(控えめで爽やかな好意)

- 短いけど確実に暖かい
- 曇天続きの中に突然の青空
- 優しさも好意も「さっぱり」していて心地よい
- 長居すると寒いが、夏の瞬間の幸福度が高い
- 押しすぎないので気疲れしない
好意が「短い恵みの夏」になるタイプ
❄️寒帯:ごくまれな日光(レア感のある好意)

- 普段は厳しい寒さ=基本塩対応
- けれど、たまに暖かい日差しが差す
- その瞬間だけ異常にありがたく感じる
- 希少性が高いので好意のインパクトが強い
- 「優しさを見たら一生忘れない」現象が起きる
好意が「奇跡の日照」として刺さるタイプ
依存ゾーン
この気候タイプに頼りすぎたらどうなるか?
🌴熱帯雨林:湿度(理想)が過剰で視界ゼロ

- 理想の湿度が高すぎて視界が曇る
- 優しさの雨で全身ずぶ濡れに。境界線が溶ける
- 「こんなによくしてくれるなら…」で沼落ち
- 気付けば根っこが絡みついて抜けない
- 森が深すぎて方向感覚を失う
依存すると、周囲は迷子に。
🏜️砂漠:高気圧の停滞=支配されてる感

- 砂漠特有の「マイルール」が気圧のようにのしかかる
- 頼ると、なぜか決定権を奪われる
- ペースに巻き込まれて自由が蒸発
- 「間違ってないよね?」の熱波で思考も蒸発
- 気付けば水(自己決定)を全部とられてる
依存すると、周囲は干からびる。
🌾温帯:自然と人が集まりすぎる(インフラ過多)

- 快適すぎて全員が頼りにしてくる
- 本人の時間と体力だけが慢性的に不足
- 「便利屋さん」化していく
- 人が勝手に常連になる
- 結果、本人が常に過密ダイヤで働く
依存すると、周囲は快適な一方で温帯タイプ本人が倒れる。
⛰️高山帯:生態系が壊れる=本人がストレスを受ける

- 本来は少人数制の山岳環境
- 人が増えると、一気にストレス負荷アップ
- 頼られる重みが酸欠の原因
- 「この高さについてきて」と言ってないのに周りが登ってくる
- 結果、山が荒れやすくなる
依存すると、周囲は高山病。本人は荒れる。
🌲冷帯:積雪で足を取られ、沼ではなく雪にハマる。

- 安定しているから頼りやすい
- 頼るほど積雪が増えて、動きづらくなる
- 本人のペースがゆっくりだから、依存側は焦る
- 抜け出そうとしても雪に足が埋まりがち
- 静かすぎて、深みに落ちていることに気づくのが遅れる
依存すると、静かにハマる
❄️寒帯:基本安定。ただし寒さに弱い人は離脱。

- 依存しても環境は揺れない
- ただし寒い(=理想が高い・基準がシビア)
- ついてこられない人は勝手に脱落
- 残るのは寒さに耐えられる僅かな「適応者」のみ
- 依存すると「特定少数のコアメンバー」になりがち
依存すると、選抜合格者みたいになる。(残れたらの話)
バグゾーン
人格崩壊期。
だれの人格が崩壊するのかは…タイプによる。
🌴熱帯雨林:感情密度100%・依存繁殖地帯

バグ:強すぎる自然の力(豪雨・洪水・過繁茂)
- 「愛情」と「共感」が暴走し、周囲が勝手に水浸しに
- 洪水のように気持ちが流れ込み、
自他境界線を問答無用で超える - 信者がふえすぎて教祖じみてくる
- 本人は「助けてるだけ」のつもり
結論:優しい災害
🏜️砂漠:ドライ・制御系の孤高

バグ:砂嵐・熱波・極端な正しさの襲来
- 言動が乾燥しすぎてしゅういのすいぶん(感情)が枯れる
- 「マイルール」の熱波で周囲が焼ける
- 距離感バリアが厚くなり、近づいた瞬間に砂嵐
- 生存難易度が上がり、人が遠ざかるスピードが加速
結論:近づいたら焼け死ぬ
🌾温帯:生きやすさの中心都市タイプ

- 「頼られすぎて」環境がオーバーヒート
- 周囲は快適すぎて集まり続ける
- 結果、本人だけが暑くて倒れる
- それでも周囲は「この人がいいから」と離れない
結論:都市化しすぎてインフラが悲鳴を上げる
⛰️高山帯:孤高・理想型・手が届かない魅力

バグ:突風・吹雪・気分の乱気流
- 急に嵐が起きる。理由は説明されない
- 気分の変化が突発的で、周囲が「高山病」に
- いい意味でも悪い意味でも近づけば死ぬ
- ハイレベルかつ精神天気予報は難解。
結論:魅力と危険が同居する山岳地帯
🌲冷帯:安定・ロジカル・クールな持続型

バグ:表層では「特になし」。地下では異変が。
- 表面は変わらず安定
- ただし、周囲の人が凍え始めても本人は気づかない
- 本人が気づかない間に、関係の木が少しずつ枯れる
- 誰も倒れないけど、誰も近付かなくなる
結論:静かに孤独化する。緩慢な寒冷化。
❄️寒帯:偉大・高潔・神話的存在

バグ:周囲が凍りつく
- 理想が高すぎて人が近づけない
- 関係がすぐ凍結。解凍がむずい
- 周囲が勝手に「自分には無理」と去っていく
- 本人は全然悪気なし
- 永住できるのは同じ寒帯民のみ
結論:尊敬はされるが、陸の孤独になる
特異点ゾーン
🌴熱帯雨林:ガチ教祖化。湿度100%

情緒・愛情・興奮・一体感…
全部が繁殖しすぎて、熱帯の植物のように信者もぼーぼー生える。
温帯と違って本人もノリノリ。
理想化と依存の温床。
「あなたしか勝たん」の巣窟。
🏜️砂漠:ドライすぎて近づけない

自己完結が強すぎて、友情も恋愛も乾燥注意報。
人が来る前に蒸発する。
距離感の鬼。
砂丘を超える前に人が諦める。
🌾温帯:バランスの天才=勝手に都市化

この気候帯は人口が増える。
本人は平常運転なのに、周りが勝手に「この人いい!」ってインフラ整備しだす。
学校も駅も勝手に建つ。
熱帯雨林と違って本人は「なんで?」と困惑。
気づいたら中心市街地。
⛰️高山帯:魅力的だけど到達不可

見える、届かない、でも見える。
「推せるけど付き合えない芸能人」みたいなやつ。
近づくと精神的に高山病に。
一部の変態だけが登頂できる。
🌲冷帯:キャラが濃すぎて周りが冷える

個性が強い、正しい、安定してる…のに、なぜか温まらない。
周囲が勝手にフェードアウト。
嫌われるわけでもなく、ただ寒い。
❄️寒帯:偉大すぎて凍死

高潔・理想的・人格者。
なのに近づくと酸素不足で死。
尊厳は無限。一方、親密はゼロ。
誰も住めない偉人の大地。
気候タイプ別|詳細解説
🏜️砂漠タイプ(合理・ドライ・自己完結)

乾きすぎて近づくタイミングが難しい「孤高の高気圧」
さっぱりしていて、一定の落ち着きがあり距離感は心地いい。
ただし好意が上がるほど「マイルールの熱波」が強くなって周囲が干からびることも。
最適距離:木陰の距離感。近づきすぎない。
鉄則:水(自己決定権)を奪われないこと。
🌴熱帯雨林タイプ(多情・多湿・生命力)

境界線が溶ける「情緒の密林」
温かさと多様性に満ちていて、人を包む力が強い。
ただし湿度が高すぎて理想と現実の境界の線が曖昧になり、感情が一気に増殖しがち。
最適距離:近づきすぎず、森のフチあたり。
鉄則:優しさに飲まれず、必ず「出口」を確保しておく。
🌾温帯タイプ(バランス・快適・中心街化)

気づいたら人が集う「生活しやすさの首都」
安定感と親しみやすさが抜群で、人が勝手に寄ってくる。
ただし依存が集中してオーバーヒートしやすいのが重大な弱点。
最適距離:適度に回遊できる生活圏距離。
鉄則:周囲からの頼られすぎを放置しない。境界線は定期メンテして。
⛰️高山帯タイプ(静寂・理想型・到達困難)

キャッチ:近づけば近づくほど気圧が下がる「精神の山岳地帯」
透明感があり誠実だが、高所ゆえに気軽に踏み込めない。
好感度が高まると突風も増え、周囲が高山病起こしやすい。
最適距離:登らず、眺める位置。
鉄則:踏み込むなら覚悟と体力。強風はデフォ。
🌲冷帯タイプ(穏やか・クール・持続性)

短い夏の尊さで人を惹きつける「静かな森」
安定していて誠実。ただし温度は低め。
好意の「短い夏」は非常に優しく魅力的だが、長居すると寒さが勝つ。
最適距離:森の入り口
鉄則:温めようとしない。静けさは仕様。
❄️寒帯タイプ(高潔・極端・希少)

尊いが住めない「永久凍土の理想主義者」
人格者で筋が通っている反面、基準が高く、親密権は凍てつきがち。
好感度が上がるほど周囲が離脱しやすい「尊敬>親密」タイプ。
最適距離:観測基地くらいの中距離。
鉄則:溶かそうとしない。耐寒装備必須。
まとめ
「好感度が高い=みんながハッピー」とは限らない。
気候タイプごとに、バグる地点も、
バグったときの挙動もまったく違います。
そして、その“変化の仕方”は天気と同じで、
本人にも周囲にも罪はない。
ただ、その気候がそういう性質を持っているだけ。
雑なまとめ:
相性の悪い人がいても当然。気候が合わなかっただけ
おまけ
🌋火山帯(パワハラ・モラハラ・自己愛気質)

他の気候分類タイプの場合は
他人から各気候タイプへの評価や好感度ですが
火山帯タイプの人=モラハラ・パワハラの自己愛気質
においては、その法則の「対象外」。
この項では、
火山帯タイプから周囲への評価や好感度として読んでください。
正常ゾーン

- 地熱高め、温泉湧いてる観光地。
→無害でいいやつっぽく見える - 湯煙たちのぼる風景、独特の香りは隠せない
→かなり感のいい「上級者のみ」が違和感に気づける
好意ゾーン

- 活動が活発化して、火口付近が暑くなってくる
→感のいい人なら変化に気づき始める - 近づきすぎると足元を取られる
→距離感が近づくとトラブルに巻き込まれ始める
依存ゾーン

- 地面が揺れ始める。影響範囲がやたら広い
- 周囲の人が「なんか疲れるな…」と理由もわからず消耗する
バグゾーン

- 突然噴火。
本人は「そう?なんか出た?」とか言いがち - 周囲の生態系が壊滅。
回復にとんでもない時間がかかる - 居住不可区域が広がる。
基本的に「立ち入り禁止」
旅人が世界に託したひとしずくの力が、小瓶となりモラリアの地に届く。
量は問われない。小瓶はそっと物語の糧となり、時折、住人へ不思議な変化をもたらす。

