【第11話】”かわいそう”の目線がいちばんつらい

視線の中の違和感

離婚後、職場の人やご近所さんからの声が、
優しいのに、どこか刺さった。

大変ね

ひとりで頑張っててえらい

…どうやら、
私は“かわいそう枠”に入ったらしい。

0善意の刃

本人たちは悪気なんてない。
むしろ心配してくれてるのだと思う。

でも、それが逆に
自分を「欠けた存在」だと思わせる

ひとりでできてえらいって、

夫といた頃は、
私一人でやってても“ふつう”だったのに。

頑張ってって、

もうこれ以上、頑張る余白も気力もないよ…。

言葉の鎧を脱ぐ

「かわいそう」って、やさしさのふりをした上から目線だ。

本当は、
同じ目線に立って、ただ
わかるよ
って言ってほしかった。

でも、そんな人は少ない。

だから私は、自分のために、言葉の鎧を脱ぐことにした。

かわいそうじゃないよ

私は、選んで、今を生きてる。


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【第12話】”元夫の親”との距離感、どうする?

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