“我慢すること”が美徳だと思ってた
「母親なんだから」
「結婚したんだから」
自分を後回しにするのが当たり前だと思ってた。
でもあるときふと、思った。

わたし
私が壊れたら、この家どうなるんだろう
自分を労わるという革命
ある朝、髪を巻いてみた。
お気に入りのアイシャドウを塗った。
マスク生活で死蔵していたリップも塗った。
鏡に映った自分が、ちょっとだけ元気そうだった。
子どもにも、優しくなれた気がした。
私の機嫌が、この家の空気をつくってる
そう気づいたとき、自分を大切にする理由ができた。
“自分を大事にする”は、家族を大事にすること
自分の心にふたをしない。
無理に笑わない。
泣きたいときは、泣いていい。
そうやって少しずつ、私は“私の味方”になった。
それが、子どもにとって一番いいことだったと、今ならわかる。
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